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第42回日本肝癌研究会
The 42nd Annual Meeting of Liver Cancer Study Group of Japan
テーマ『肝癌医療のルネサンス −アートから科学へ』

 (2006.6.9 update)
第42回日本肝癌研究会
ご案内


会 期
平成18年(2006年)7月6日(木)、7日(金)
会 場
東京ドームホテル
http://www.tokyodome-hotels.co.jp/home/index.html
〒112-8562 東京都文京区後楽1-3-61
tel: 03-5805-2111(代表)
会 長

高安 賢一(国立がんセンター中央病院放射線診断部)

 

参加者の皆様へのご案内  (pdf)
日程表  (pdf)
プログラム1日目  (pdf)
プログラム2日目  (pdf)
宿泊について

 

会長挨拶

第42回日本肝癌研究会
 会長 高安 賢一

第42回日本肝癌研究会を開催するにあたりご挨拶を申し上げます。今回は、「肝癌医療のルネサンス−アートから科学へ」をテーマといたしました。本邦における肝癌医療は、肝切除、肝動脈塞栓術、経皮エタノール注入法の開発と早期肝細胞癌の概念の確立など優れた技や術に代表され、数多くの独創的研究としてその成果を発信し世界に誇り得るものであります。しかしここ数年、新たにEBMという世界共通の土俵で医療科学を論じる重要性が認識されつつあります。今、再び日本からEBMを通じた創造的な医療の研究開発が強く求められています。
示説は、本研究会の原点でもあります。一例一例の貴重な臨床例から多くのものを学びそこで得られた発想を新しい治療法の開発に結実し世界に発信できるよう期待しています。本研究会が会員諸先生の更なる交流の一助になることを祈念しております。

   
会長講演
  肝癌の血流動態解明と治療への応用
高安賢一 (国立がんセンター)
   
特別講演
  ゲノム・エピゲノムの異常を蓄積して進む肝癌の発生と浸潤・転移の病理学
廣橋説雄 (国立がんセンター)
   
特別企画
  Current Issues for Nationwide Survey of Primary Liver Cancer among Korea, Taiwan and Japan
Byung Ihn Choi (Korea), Chung-Kwe Wang (Taiwan), Iwao Ikai (Japan) and Kiwamu Okita (chair, Japan)
   
教育講演
 
1. 肝細胞癌へのアプローチ:世界のConsensusとControversies
工藤 正俊(近畿大)
2. B型・C型肝炎ウイルスによる発癌と予防
小俣 政男(東京大)
3. 肝移植
幕内 雅敏(東京大)
   
シンポジウム (公募、一部指定)
  進行肝細胞癌に対する治療開発−良質な臨床試験によるEBMの創造に向けて
司会: 門田 守人(大阪大学大学院外科学講座消化器外科学)
  古瀬 純司(国立がんセンター東病院 肝胆膵内科)

進行肝細胞癌に対し、これまでラジオ波治療などの局所療法を始め経動脈的治療から全身化学療法まで多くの治療法が開発されてきたが、十分なコンセンサスが得られているものはない。エビデンスに基づいた標準治療の確立は質の高い臨床試験によってのみ達成されるといっても過言ではない。しかし一方では、肝細胞癌は進行度や背景肝の障害など多くの関連因子を持ち、治療法も多岐にわたることから、第I相からIII相まで臨床試験の計画と遂行は難しい点も多い。今回のシンポジウムでは進行肝細胞癌の新しい治療開発に向けて実施中あるいは終了した臨床試験について提示していただき、その意義と今後の肝細胞癌治療のEBM創造について議論を深めたい。目的、デザイン、その位置づけなどを明示した臨床試験について多数の演題応募を期待する。

   
パネルディスカッション(I)(公募)
  IVR-CT(Angio-CT)は肝細胞癌の診断とTACEの成績向上に貢献したか?
司会: 熊田  卓(大垣市民病院消化器科)
  荒井 保明(国立がんセンター中央病院放射線診断部)

IVR-CTは本邦で開発された機器であり、現在国内で100台以上が稼動している。しかし、その利便性については認知されているものの、実際の診断・治療成績向上にどの程度寄与するかは未だ十分に評価されておらず、海外でも十分な理解は得られていない。そこで、本パネルディスカッションでは、利便性ではなく、肝細胞癌の診断とTACEの治療成績に焦点を絞り、IVR-CTの使用によりその成績がどの程度向上するかを提示して頂き、肝細胞癌の診断・治療におけるIVR-CTの意義、必要性、限界を明らかにしたい。overallでの成績のみならず、pit fallの回避など、広い観点からの明確な数値に基づく発表を歓迎したい。

   
パネルディスカッション(II)(公募)
  早期肝癌の画像診断と病態
司会: 松井  修(金沢大学放射線科)
  坂元 亨宇(慶應義塾大学病理学)

肝細胞癌の多段階的な発生進展過程において、早期肝癌はひとつの分岐点とも捉えることが出来る。病理形態学的に、あるいは分子生物学的に、早期肝癌の癌としての特徴が明らかにされつつある。一方、古典的な進行癌とは、悪性度などの面で明らかに異なる病変であることも示されてきている。そのような現状を踏まえて、本パネルでは、画像診断の立場から、どのような診断法のどのような所見が早期肝癌をより正確に捉えることが出来るのかご発表いただきたい。そして、得られた画像所見からの生物学的予後の推定がどの程度可能かについて、議論を行いたい。

   
ワークショップ(I) (公募)
  ラジオ波焼灼療法の限界−成績向上と安全性確保の工夫
司会: 有井 滋樹(東京医科歯科大学肝胆膵・総合外科)
  田中 正俊(久留米大学医療センター消化器内科)

結節型の小型肝細胞癌に対する局所治療としてラジオ波焼灼療法(RFA)は急速に普及し、すでに5年間の治療成績が得られる時期となった。すでに、本邦からも治療成績、合併症についてまとまった報告がなされ、その効果と問題点が明らかになりつつある。過日、厚生労働省よりRFAに際して使用上の注意に関する通達が関連学会、当研究会に送付された。これを受けて、今回のワークショップでは、特にラジオ波焼灼療法の安全性確保の工夫に関する演題を広く募集し、他の代表的な根治的治療とされる肝切除術、エタノール注入療法との治療成績とも比較しながら討論し、それぞれの治療適応に関する標準化と成績向上の一助としたい。

   
ワークショップ (II) (公募、一部指定)
  肝内胆管癌の診断と治療−エビデンスに基づいた次の一手を求めて
司会: 中沼 安二(金沢大学形態機能病理学)
  小菅 智男(国立がんセンター中央病院肝胆膵外科)

肝内胆管癌は近年増加傾向にあり、同じく原発性肝癌に分類される肝細胞癌とは病態も治療も大きく異なる。外科切除により良好な成績が期待できる一群が存在する一方で、全体としての予後は不良である。切除例については肉眼分類や病期などと治療成績の関連が検討されてきた。非切除症例に対しては他臓器の腺癌に準じた形で様々な治療が行われてきた。しかし、非手術的治療に関するエビデンスはほとんど得られていない。本ワークショップでは、切除症例ばかりではなく、非手術症例や再発症例についても診断や治療に関するエビデンスを集積するための取り組みについて発表していただき、今後国内外に増加するであろう肝内胆管癌に対する前線構築の先陣としたい。

   
ワークショップ (III) (公募)
  肝癌に対する放射線治療の活用
司会: 松崎 靖司(筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系消化器内科)
  池田  恢(国立がんセンター中央病院放射線治療部)

従来から肝細胞癌に対する放射線療法が試みられてきたが、肝臓は放射線への耐容性が低く、照射による肝機能低下が生じるため積極的な治療法とはならなかった。近年、放射線治療は限局部位への線量集中技術の進歩と共に適応も拡大され、選択的腫瘍照射法としてconformal radiotherapy、体幹部定位放射線治療や、陽子線、炭素線などの重荷電粒子線照射療法など、本邦における肝細胞癌に対する放射線治療の進歩は著しく、有効性を示す成績も散見される。本ワークショップにおいて、肝細胞癌に対する放射線治療の位置付けを対象症例群、残肝機能の面や塞栓術・化学療法などとの関連も含めて、より明らかにできれば幸いである。

   
ビデオセッション (公募)
 

1. 肝切除・肝移植−その基本と工夫
2. ラジオ波焼灼術・他−その基本と工夫
3. 肝動脈塞栓術・動注化療−その基本と工夫

各治療法の創意工夫と安全性を高める手技の基本について、動画中心の発表を募集します。

   
問題症例検討会 (公募)
 

1. 診断に苦慮した肝腫瘍
2. 治療が奏効した肝癌

診断に難渋した肝腫瘍と、新しい治療の試みや工夫によって奏効した症例など、問題となった症例を幅広く募集します。

   
主題 (示説) 
  1. 肝癌の分子生物学
2. 非B非C肝癌
3. 腫瘍マ−カ−の再検討
4. 画像診断の進歩
5. 手術療法
6. 肝移植療法
7. ラジオ波焼灼療法(他の局所療法含)
8. 肝動脈塞栓療法
9. 肝癌に対する放射線治療
10. 進行肝癌の治療戦略
11. 肝外転移病変(骨・リンパ節・副腎・肺など)の治療方針
12. 根治療法後の再発予防戦略
13. 統合スコア−(JIS, CLIPなど)を用いた治療方針への応用
14. 肝癌診療ガイドラインの功罪
15. 肝内胆管癌の診断と治療
16. 転移性肝癌の診断と治療
17. 肝癌治療の効果判定法
18. 示唆に富む肝癌症例
19. その他
   
   
参加費 
  一 般:10,000円
非会員:15,000円(抄録集代を含む)
学 生:無料(学部学生のみ、要学生証提示。大学院生・レジデントは除く)
本研究会に参加いただくと、日本肝臓学会の関連研究会として専門医更新に必要な単位数(5年間に計50単位以上必須)のうち、3単位取得できます。
   
お問い合わせ先
 

 

  • 演題に関するお問い合わせ先:アクセスブレイン
    担当 佐竹朋子 古市 洋 (第42回日本肝癌研究会事務局)
    E-mail :kangan42@accessbrain.co.jp
    TEL :03-3839-5036 FAX :03-3839-5035

  • その他のお問い合わせ先:
    国立がんセンター中央病院 放射線診断部
    第42回日本肝癌研究会事務局 高安賢一・村松幸男
    E-mail :ktakayas@ncc.go.jp
    TEL :03-3542-2511 FAX :03-3542-3815
    〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
   
宿泊について 
 

東京ドームホテルに宿泊をご希望の場合は、下記ホテル担当者へ直接お問い合わせ下さい。
尚、その際に、お名前・ご連絡先(住所・TEL・FAX)・ご宿泊希望日と、第42回日本肝癌研究会の参加者であることを明記下さい。


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